2021年6月20日 シャロー全域が釣りポイント?大村湾のトップチヌ の巻

2023年8月5日2021年長崎釣行記,2021年,6月,チヌ

初夏の大村湾でトップ遊び。

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シャロー全域が釣りポイント?大村湾のトップチヌ

毎年、季節が夏に近付くにつれ、釣果が上向いてくる釣りがある。

広大なシャローが舞台となる、大村湾のトップチヌだ

ペンシルベイトやポッパーなどのトップウォータープラグを用い、チヌを狙う釣り。

その歴史は古く
かの家康や秀吉も真夏の大村湾を訪れては炎天下の海にルアーを放り続けていたという(大嘘)

冗談はさておき、実際はトップでのチヌ釣りが定着したのって割かし最近ですよね。

私の記憶違いでなければ、静岡県は浜名湖で流行したものが徐々に全国に広まっていったのではなかったかと。

20年前はチヌのルアー釣りなんて全然確立されていなかった事を思うと
日々、釣りというものは研究され進化していっているのだなと感心すると同時に、未知(道)を切り開いていく先駆者の方々に畏敬の念を抱かずにはいられないなと感じながら国道を走っていたら
着きました大村湾(^o^)

時計の針は既に7時を指そうというところ。

マヅメには釣り場に立っていたいというのが本音だけど、今月は家庭の事情で無理なので致し方なし。

というか、そんな事どうでもよくなるくらい気分がイイ!

見てくれ!この風景、水の感じを!

湖のように静かな水面に映る緑。

琴の海とも称される大村湾の姿はいつもオレの心を癒してくれる。

自覚はしているが、やはり根っこの部分がバス釣り師なんだろうなオレ様は。

激流の西海橋も、サラシが広がる大荒れの磯も大好きだけど
一番心がワクワクすっのはここなんだ!

だからオラは片道一時間半もかけてここにくるんだぞっ。

オラ、腹が減って力(りき)が出ねぇ~っ。

次回!オサマン、10円持ってなくて女神大橋渡れず!!

ぜってえ見てくれよなっ!


うーむ……。

あちこち移動しながら
河口、ストラクチャー、シャロー等々にルアーを滑らせていくも反応は今一つ。

ハイシーズンになると、チヌの姿がないシャローを見つける方が難しいんじゃないかというくらい魚影が濃いのが大村湾なんだけど、まだ少し数が少ないのかな?

というか、道中たくさんの紫陽花が咲いていて、それが本当に綺麗。

去年までは気付かなかったなあ。


そんな事を考えながら、国道を南下していると妙に気になるシャローを発見。

これは投げずにいられないっ。

姿勢を低くして水際に近付き、対岸にドッグXジュニア・コアユをキャスト。

ゆったりとしたスケーティングで引いてくると
ルアー後方の水面がモコモコと盛り上がっている!

「着いた!」

続けて、一度、二度、三度とバイト。

平常心、平常心!

魚が出ても竿に乗ってくるまではアクションを続けるのがこの釣りのポイントだ。

そして五度目のバイトでようやくッた!

イヤッフゥ~♪

決して大きくはないが、一年ぶりにトップチヌの醍醐味を味わえたぜい。

まあ、理想は
見えチヌ発見→キャスト→魚がルアーに着く→幾度目かのバイトでフッキング。

この流れなんやけどね!

まあ、どんな形であれ、釣れたら嬉しいのが釣り人ってもんでしょっ。


そしてリリース後、同じパターンで追加。

一匹目より更に小さいけど、やはり嬉しい!

実は前日、19日の土曜日も大村湾で釣りをしたものの
AM6:00~正午過ぎまでやってフグ一匹という結果だったので、本命二匹の釣果は大漁旗掲げたくなるレベル(笑)

よっしゃ!この勢いで三匹目を狙うぜ!


とまあ、そんなこんなで楽しい時間は過ぎていき
AM10:00過ぎ、強すぎる日差しにノックアウトされる前に納竿し帰路に着きました。


これからの大村湾

例年通りなら
7月の末には有名な「クルクルイワシ」が現れ、トップチヌのみならず、トップスズキも楽しめるようになるものと思われます。

7年前に撮った動画(笑)

右手のケータイで撮影しながら釣りしてます。

使用したベイトタックル

ロッド: パームス エルア モーラ MSGC-69MHF/T5

リール: SLX DC 70XG

ライン: JOF スーパーPE 1.5号+シーガー6号

ルアー: ドッグXジュニア・コアユ……小さいルアーなのにベイトタックルでもそこそこ飛びます。

日付・潮汐情報

6月20日 若潮

満潮干潮
時刻潮位時刻潮位
7:177800:5338
20:326714:0926

大村湾の潮汐について。

外海の満潮・干潮の時間より約3時間~3時間半ほど遅れるのが特徴です。

釣り場

長崎市 大村湾(琴海方面)

夏場のチヌやスズキが有名な釣り場ですね。

「琴海」の由来

地名である琴海は、江戸後期の儒学者で、詩文や書でも有名な頼山陽(らいさんよう)の詩に由来している。頼山陽が大村湾を旅した船中で作った詩のなかで、大村湾を琵琶湖と対比して「琴湖」と呼んだことから、その名が大村湾の別称となったというのだ。その後、琴湖の「湖」を「海」にして町名となった。長崎市に編入した今でもこの美しい名は、残され親しまれている。

ナガジン!発見!長崎の歩き方からの引用

長崎に関する大変興味深いあれこれが記されていますので、是非アクセスしてみてください。

6月20日 大村湾での釣りを終えて

オサマン
オサマン

長崎では
夏の釣りの対象魚にヤズ、ネリゴ等の小型回遊魚を選ぶ人が多いと思います。
もちろん、それらはそれらで楽しいのですが、夏の大村湾の釣りも負けないくらい面白いので
是非、一度やってみてください(^^)/
P.S トップスズキ&チヌ用に超オススメのルアーを紹介してます。