【アブ】ショアジギング用ベイトロッド・STJC1002MH-KRをインプレ・レビュー【ソルティースタイル】
なかなかイイ竿ですよ。
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【アブ】ショアジギング用ベイトロッド・STJC1002MH-KRをインプレ・レビュー【ソルティースタイル】
この記事はアブのショアジギング用ベイトロッド・STJC1002MH-KRのインプレ・レビューになります。
STJC1002MH-KRのスペック
- 長さ: 10フィート
- 適合ルアーウェイト: 20~80グラム
- 適合ライン強度: PE2号~4号
- 推奨リーダー強度: MAX40ポンド
現在のショアジギングシーンにおいて最も需要のあるスペックではないでしょうか。
ちなみに適合ラインは4号までと表記されていますが、私はリールにPEラインの5号を巻いて18g~80gまでのプラグメインで使っています。
レギュラーテーパーで比較的軽めのルアーも投げやすいのですが、28g以上からが特に使いやすく、プラグのウェイトが70gを超えてくると少し投げるのに気を使うかなといった感じ。
投げていて一番気持ちがいいのは40~55gでしょうか。
具体的に言うと、K2F162が使っていて最高に気持ちがいいです!
メーカーHP情報
出展:ピュアフィッシングジャパンHPより
出展:ピュアフィッシングジャパンHPより
↑STJC1002MH-KRに装着しているリールです。
STJC1002MH-KRの良いところ
STJC1002MH-KRの良いところ、一番は何と言ってもコスパの良さでしょう!
メーカー希望小売価格22500円。
実売17000円前後で買えるショアジギング用ベイトロッドなんて他にないのでは?
そして、リールシートがいいです。
このリールシート、富士工業製ではなくアブのオリジナルだと思うんですけど、これがめっちゃ良く締まるんですよね!
ちょいと失礼🙏🙏 pic.twitter.com/yOeDxqxMrb
— 長漫野郎Aチーム・抱かれたくない釣り師10年連続第一位 (@Nagasakitsuri) May 15, 2022
↓リールシートの締め込みが甘く、青物とのファイト中にリールが落下!
↑なんて経験がある私としては非常にポイントが高いです。
あとはグリップの長さでしょうか。
右投げ右巻きの私にとって、グリップエンドからトリガーまで約45cmという長さが、キャスト後、竿を持ち帰る際ライフジャケットにつっかえない絶妙な長さなんですよね。
STJC1002MH-KRの悪いところ
STJC1002MH-KRの悪いところ、というか個人的にイマイチだと思うところ。
一番最初に思い浮かぶのがオールダブルフットガイドではないこと。
STJC1002MH-KRはバットから数えて4つまでがダブルフットガイド。
残りはシングルフットガイドが採用されています。
シングルフットガイドが良い悪いとかは知りませんが、耐久性はダブルフットの方が高いはず。
↑これはオールダブルフットガイドなら起きなかった事ではないでしょうか。
そもそもガイドが曲がるような扱い方をする方が悪いと言われればそれまでですが、ダブルフットならまず曲がらないですから~っ、残念!
もう一つ。
一年を待たずして、バットから4番目のガイド内のSiCリングが落下してしまいました。
これは私が外れ製品を引いただけかもしれませんが、割とショックでしたね!
STJC1002MH-KRはどれくらいの青物までイケるのか
STJC1002MH-KRは、5kgくらいまでのヤズ(ブリ)ならすんなり寄せれるパワーがあると思います。
ただし、それ以上となると少し苦しくなってくるかもしれません。
最大で10kgオーバーのブリまでランディングしましたが、正直、かなりきつかったです。
私はヒラス(ヒラマサ)と大きなカンパチを釣った経験が一度もないのでハッキリとは言えませんが、おそらくそれらと渡り合うには力不足なのではないかと思います。
そこで、今冬発売されたアブのソルティーステージプロトタイプのXSJC-1002XX120!
曰く「どんなロッドをもってしても獲れない魚を本気で獲りにいくために設計されたスペシャルモデル」の購入を検討していたのですが
色々あって結局、オーダーメイドで強い竿を作ってもらっちゃいました、イェーイ!
STJC1002MH-KRまとめ
STJC1002MH-KRは5kgくらいのヤズ(ブリ)をメインに狙うなら、とても使いやすく良いベイトロッドだと思います!
おまけ
↓シマノのコルトスナイパーにもベイトモデルが存在します。