【ギア比変更】SLXDC70XGをHG(ハイギア)にしてみた【簡単交換】

SLXDCのギア比を変更してみた。
目次
【ギア比変更】SLXDC70XGをHG(ハイギア)にしてみた【簡単交換】

今記事では、シマノのベイトリール・SLX DC 70XG(エクストラハイギア)のギア比をHG(ハイギア)にローギア変更&ちょこっとだけメンテナンスする過程を紹介します。
用意するもの

まずは用意するもの。
- モンキースパナ
- プラスドライバー
- リールグリス
- リールオイル
- SLXDC HG用ドライブギア&ピニオンギア
リールを分解するための工具と、メンテナンス用のグリス&オイル。
あとは当然、ハイギア化するため、SLXDC70HGのギアが必要になります。
ギアは釣具屋さんでパーツ注文することで手に入りますが、私は安く済ませたかったため、メルカリで中古品を購入しました(ドライブギア&ピニオンギア、セットで1500円でした)
リールを分解していく

ギアを交換するため、SLXDCの本体を分解していきます。


ここで一つ言っておきたいことがっ!
プラスドライバーは品質の良い物を!

ハンドルの取り外し&ギアボックスを開ける際にプラスドライバーを使用するのですが、ドライバーは品質の良い物を使いましょう!
というのも、リールのネジはメンテナンスの度、締めたり緩めたりを繰り返すことで「なめ」やすくなっていきます。
ねじ山が潰れて分解できない!
そうならなないために食いつきが良く、滑りにくいドライバーを使うことをおすすめします。
ちなみに私はWeraのプラスドライバーを使っています。
力を入れやすいグリップ形状、食いつきのいい先端部。
最高です(^o^)
分解したらギアを交換

本体を分解し、ギアボックスを開きました。
前回のメンテナンスから3~4ヶ月経っている割には綺麗かなという印象ですね!
XG用ギアを取り外す


XG用のドライブギアとピニオンギアを取り外しました。
このどちらか、もしくは両方のギアが破損・磨耗しているはずなのですが、素人目ではわかりませんね(詳しくは後述します)
HG用ギアの取り付け


SLX DC 70HG用のピニオンギア、ドライブギアを取り付けていきます。

まずはピニオンギアを取り付けグリスアップ。





ドライブギアに接触するドラグ関係のパーツにドラググリスを塗ります。
詳しくは下記で。
↓

ドラグ周りのグリスアップが終わったらドライブギアを取り付け。

ドライブギアの「歯」をグリスアップ。

各ベアリングにオイルを注入。

あとは組み立てるだけ。
簡単でしたねッッ!

ギア交換前は全く回らなかったハンドルが回りまくるようになりました!
サイコーッッ!
XGからHGへのギア交換を行った理由

最後に、今回、SLX DCのギアをXGからHGに交換するに至った理由を書いて終わりたいと思います。
その理由とは、XGのギアが破損 or 磨耗、もしくは両方?でリールのハンドルが全然回らなくなってしまったからです!
別にギア比を低くしたかったというワケではなく、修理するためのパーツを探していたところ、タイミング良くSLXDC HGのギアが中古で安く手に入ったから!
でした(^o^)
ちなみにXGのギアがダメになった原因は、おそらくグリス切れではないかと……。
釣行後の水洗い、雨の日の釣り等で、知らず知らずのうちにグリスが流れていくのかもしれないですね!
やはり海で使う以上、こまめなメンテナンスは欠かせないのだと思います。
お高いリールを長持ちさせるため、めんどくさがらず継続していかなきゃですね!

最後まで読んで頂きありがとうございました!